「よしみずじんじゃ」と読む。世界遺産構成資産の一つ。白鳳年間建立と伝えられる吉水院が前身で、こちらは「きっすいいん」と読む。白鳳時代まで遡るかどうかはともかく、相当に由緒ある古刹であったことは間違いない。後醍醐天皇が吉野朝の最初の皇居にした場所。その後に皇居は現在の南朝妙法殿が建っている実城寺に移った。明治になって例の狂った神仏分離令により強制的に神社にされてしまった。後醍醐天皇ゆかりの寺だから明治政府もしつこく悪質に神社への転身を迫ったことだろう。重要文化財の書院は鎌倉時代初期の様式を伝える日本最古の書院と言われる。源義経潜居の間や後醍醐天皇玉座の間などがある。秀吉の吉野の花見の本陣となったことでも知られる。書院の廊下の窓から下を見ると片側は険しい崖上に建っていることが分かる。書院内は商用以外の撮影は許可されているのがよい。必要以上に聖域化する寺社が多いからね。
後醍醐天皇、源義経、武蔵坊弁慶、楠木正成、豊臣秀吉…
歴史がつまった神社です。
拝観料600円貴重な文化財が陳列されています!
昔の人ってなんでこんな山奥に色々作っちゃうんでしょうね、ほんと不思議です
こちらは南朝の皇居だった場所だということで、大変由緒ある神社なんですが、とにかく出かけるのが大変です
近鉄で大阪から1時間半、ロープウェーに乗って七曲りを越え山道を登ってようやく辿り着きます
吉野は桜の名所で一目千本と言われるくらいですから、花の頃に行けばその景色は壮観の一言でしょうね
太閤秀吉もここで伊達政宗とかを連れて、5日間に渡って花見の会を開催しているほどで、現代なんかよりよっぽど、多くの人が目指してここへ来たんだろうなと思います
桜の季節は今でも大変みたいですけども、、、
さて、吉水神社ですが、参拝のしきたりがべらぼうです
なんと二礼十七拍手一拝とのこと!
しかも十七回の拍手は四・四・四・四・一で分けて打つことを勧められます
これは古事記に記されている最初の十七神になぞらえているんだそうです、、、奥ゆかしい、、、
境内にいろいろおみくじがありました
十七神みくじでは十七神にちなんだ根付が授与される他、男みくじ女みくじがあって、おみくじに記された言葉には含蓄がふんだんに効いています
また男みくじ女みくじには、一字を刻んだ根付の授与があってこれも面白いなと思いました
あと犬みくじというのもあります
境内には有料で公開している書院があって、古来から伝わる貴重な品々が展示公開されているようです
境内のトイレは書院にしかありません
有料拝観以外の方のご利用はできませんのでお気をつけください
柴犬と参拝しました。
駐車場からけっこう歩きましたが、途中でワンちゃんも一緒にどうぞーっと声かけてもらったところで葛うどんと柿の葉寿司のセットを食べたり、行くまでにいろいろお店があるので楽しく歩けました。
吉水神社では、ワンちゃんの御守りもたくさんあり、元気で楽しく過ごせるように絵馬に書いてきました。
三連休でしたが、そこまで人混みでもなかったので動きやすかったです
御朱印を直にお書き入れ戴きました。
一目千本..ピーク時に訪ねてみたいと思いました。さぞかし🌸圧巻でしょ~ねっ!!
車で境内まで行けましたが、下りが怖かったです。運転に自信のない方は無理は禁物だと感じました。
勝手神社さまの御朱印もお受けしました。
再建中でした。