今まで見た日本の教会では最大規模の施設でした。教会から程近い場所で原爆投下され教会は大部分が破壊された。当時の状況が残っている場所も見れる。教会は戦後復興され現在に至ります。内部はすぐに見終わるが色々感じることあるかと思います。オリジナルグッズも販売されてます。駐車場はないので近隣に停め歩いてくる必要あります。
日曜日ミサの終わった時間に到着。9時から見学可能です。入場料は無料でした。教会はとても大きく、ステンドグラスの美しさに圧倒されました。敷地内に原爆で被災した建物の一部も残っており、改めて原爆の恐ろしさを実感しました。
禁教時代からキリシタンの多い地域にあるカトリックの教会です。
1879年小聖堂完成、1915年レンガ造の大聖堂部分完成を経て、1925年に双塔を含む大聖堂が完成しました。この時期の教会建築を数多く手がけた鉄川与助によるものです。
東洋一の教会との評判だったらしいですが、原爆で破壊されてしまい、1959年に鉄筋コンクリート製の天主堂を再建、1980年に改装し戦前の姿が復元しました。
原爆で破壊されたレンガ造の遺壁が、平和公園内に残されています。
長崎旅行2日目③2024.9.26
朝活の延長で平和公園から少し歩いて
浦上天主堂まで。遠くからも見える立派な建物で坂はちょっときついけど、
行ってみる価値はあります。
礼拝堂などは撮影禁止ですが、ステンドグラスがとても綺麗で厳かな雰囲気です。記念に「不思議のメダイ」といわれるチャームが付いた栞とパンフレットを購入。パンフレットも100円でしたが、読んでみると浦上天主堂の歴史がわかります。迫害と被曝、今の静かな佇まいにはそんな過去があったのだと教えてくれました。
自由と平和、ちょっと考えさせられました。
電停からは少し歩きます。
また内観は撮影禁止ですが、そもそもロープが張られていて入口付近から内観を眺めるだけでした。
信徒の為、信徒席より先には立ち入れません。
祭壇や薔薇窓の内観を眺めることが出来ないのは残念ですが。
出口側付近に被曝したマリア像が飾られていますが、かつて東洋一の美しさと言われていた像だそうで、現在のお姿には人間の所業の非常な残酷さを感じました。
キリスト教教会としてはやはりヨーロッパ各所の有名な教会にはまったく及びません。あちらだとそこら中、街中どこにでもこんな感じの教会があるのであまり建築的な感動はないです。