橘寺

聖徳太子の生まれた場所とされ天皇の命により建てられた古刹。聖徳太子建立七ヶ大寺のひとつとされ別名は菩薩寺。ハッキリとした創建時期は不明で600年代の前半から後半にかけて徐々に造られたとされる。 過去には多数の堂や塔が建てられていた。しかし雷火や兵火により焼失。江戸時代には1棟のみとなったが1864年に再建された。 橘とは蜜柑の原種で天皇の勅命により中国へ不老長寿の秘薬を探しに行った田道間守が持ち帰った実。この地に蒔いたところ芽吹いた事から地名となった。同じく持ち帰った物に黒砂糖があり、田道間守を蜜柑や菓子の祖神として崇められた。老舗の菓子屋に橘という屋号が多いのはそのせいと云われている。製菓関連の職に就かれてる方は訪れてみるのも良いかと思います。 境内の堂は公開されている。最も大きい太子堂は中を通り抜ける事も可能。堂内での撮影は全て禁止となっているので気をつけてください。 色々な見所はあるが往生院の天井画は必ず見ておきたい場所。美しく描かれた260点の花が格天に埋め込まれており一見の価値アリ。これだけを目当てに訪れても良いぐらいです。他の場所はダメだが天井画に関しては撮影可能です。天井画をまとめた本も販売。太子堂にて2500円で買えます。見本も置かれているので購入の参考にしてください。 入山料として大人ひとり400円。境内での拝観は無料です。 専用駐車場あり。トイレ、自動販売機が境内にあります。

飛鳥寺から車で5分程の距離にある当地は、聖徳太子つながりで、飛鳥寺の社務所受付の方から勧められお参りしました。橘寺(たちばなでら)は聖徳太子生誕地と言われ、太子自らが建立したとも言われています。天台宗・山号仏頭山(ぶっとうさん)、御本尊は聖徳太子の座像(国重要文化財)、7世紀の創建当時はたくさんの伽藍が並んでいたようですが、焼失し現在の本堂は江戸時代の再建、御本尊をお祀りし太子殿と呼ばれています。境内には太子の愛馬・黒駒の像や、飛鳥時代の石造物で、善と悪を表すという二つの人の顔が背中で合わせ彫られた二面石(にめんせき)は、身に起こった出来事は自身の考え方・意識ひとつで、良くも悪くもなり、心の持ち方であると書いてあり、意味深く、なるほどと一人でにやけてました。本堂太子殿の授与所で『聖徳殿』の御朱印を頂きました、他に『太子誕生所』もあります。お参りしたら、私も一度に10人の声を聞き分けられるようになるかなあ～

聖徳太子が生まれた生誕の地とされる『📍橘寺』 本尊として聖徳太子坐像が安置されています。 境内には美しい花の絵が見上げられる往生院の「天井絵」 一つの石に善と悪の顔を持つ謎の石造物「二面石」 聖徳太子の愛馬「黒駒」の銅像など見どころ多いです 撮影日📷️(2024.07.17)

入山料は大人400円。中は散策が楽しめました。駐車場も門の前にありました。 観音堂にいらした観音様は如意輪観音様でした。

正に日本の原点のようなお寺。 少し小高い場所に佇み、入り口からの田園の小道が明日香らしい懐かしさを感じる、とても風景美の良い飛鳥時代に思いを馳せる最高の場所でした。 本堂では鎌倉時代の仏像をすぐ間近で見れます。