幕末から明治初期には箱館戦争があり、今では観光地として有名です。
花見の時期にはきれいな桜が満開に咲き、花見を楽しめ、平日は散歩や観光に来た方が散策等で多くの方が利用しています。
五稜郭タワーに上ると城郭の形がはっきりとわかります。
建造物は焼失しましたが、再建に和建築の粋を結集した造り、特に細部まで研究し拘って再建した、その労力の昇華具合は、まあ、見事でありました。
事前に五稜郭タワーで俯瞰してからの見学は2度おいしい、オススメします。
五稜郭公園は幕末当時の最新型城郭であった星形五角形の城跡「五稜郭」を中心とした公園です。
戊辰函館戦争を経て残念ながら城の建物は残っていませんが縄張りはそのまま残っています。また奉行所が忠実に再現されて五稜郭公園の中心部に位置しています。(ちなみに公園内は無料で入れますが奉行所見学は有料です)
五稜郭の見所と言えば星形五角形の堀と石垣、土塁ですが公園内からは一部しか望めず全容を俯瞰するには脇にそびえる五稜郭タワーですが、個人的には他の城跡のような直線的でない堀割もイイ感じです。
世界的にも珍しい歴史的建造物です。
ここまで来たら、隣の五稜郭タワーも登ることを強くおすすめします。
公園内だけでは分からない美しい星型五角形が良くわかります。
公園内の函館奉行所は見事に復元された美しい建物です。
是非、入って奉行所の中も見ることをおすすめします。
当時と同じ材料、当時と同じ製法で組み上げられた、美しい書院造りの建物です。
柱、床、梁どこを見ても、太い木目のきれいな材料が使われており、建築当初の姿が良くわかります。
また、内部には、歴史的な意味合い、構造、復元の記録などが、分かりやすく展示、説明されています。
一つ一つは、簡潔に説明されており、全部読んでも、大して時間はかかりません。
さて、五稜郭公園です。 函館と言えば最初にここを想像する方も多い筈。 あまりにも沢山取り上げられる場所故にひねくれものの私は中々行こうとも思わず、これまで何度も函館を訪問していたにも関わらず今まで一度も訪問したことがありませんでした。 あえて言うなら中学校時代の修学旅行で行った程度ですが、正直覚えていない。 個人的な話、中学校面白くなかったし。
それはともかく事実上の初めての訪問となった五稜郭公園でした。 シーズンオフだったからか混雑はしていませんでしたが、それなりに地元の方、観光客の方の訪問がありましたね。 ここの歴史についてはあまりにも各方面で詳しく語られているので省略しますが、星形の堀と言う独特の形状ゆえに散策していても何だか不思議な感覚に陥りますね。 何と言うか歩いていて方向感覚が何だかおかしい。
桜の木が沢山あって、鳥もいて散歩するには中々落ち着く場所ですね。 全容を眺めたければやはりタワーが一番ですかね。