###「知念城跡攻略マニュアル:天孫時代から切石積みまで、ハブに怯えながら雑草との戦い」
沖縄の古の歴史が息づく「知念城跡」。知念按司の時代から第二尚氏までの歴史を背負ったこの城跡は、野面積みと切石積みという二つの技術が融合した見どころ満載の場所です。しかし訪問には少々の準備と覚悟が必要。以下、攻略ポイントをお伝えします。
#### 攻略ポイントその1:草むらとの戦い
夏場に訪れると、雑草が「入城を許さぬ!」とばかりに勢いよく茂っています。訪問者の足跡を辿るスリルはさながら冒険家気分。とはいえ、寒い季節や5月の祭り近くに訪れるのが無難です。
#### 攻略ポイントその2:靴の選択は命運を分ける
知念按司の墓に挑む場合、急勾配の山道が待ち受けています。ここでスニーカー以上の性能が問われることは間違いありません。「滑る靴=敗北」を心得てください。
#### 攻略ポイントその3:絶景というご褒美
残っているのは門と石垣だけ…と思うことなかれ。海沿いの爽やかな風と眺望が、城跡の静けさに彩りを添えます。これは歴史ロマンに浸りながら得られるご褒美です。
#### 攻略ポイントその4:パンフレットは市役所で調達
現地にパンフレットがないのは、ちょっとしたトラップ。訪れる前に市役所の文化課をチェックするのをお忘れなく。
歴史の深みと草むらの浅さ(いや、深さ)を堪能する知念城跡。ちょっとした工夫と準備で、この城跡は思い出に残る場所になるでしょう。「駐車場から徒歩5分」と侮らず、いざ知念城の冒険へ!
知念城跡は、ミーグスク(新城)とクーダスク(古城)とよばれる二つの郭からできています。
クーグスクは古い野面積みで囲まれ、一番高い岩山の上に立地しています。
ミーグスクは、 二つの門と石垣で囲まれた郭です。
正門を入ると、「火の神」が祀られている小さな祠がみえ、さらにその奥には「友利御嶽」 があります。
友利とは、「名高く尊い」という意味があります。
知念城跡内には、1761年から 1903年に至るまでの間、知念番所(間切の役所)が置かれました。
現在の火の神は、番所が移動した後に地域の人々が祠をつくり、祀ったものです。
この御嶽や火の神には、地元だけでなく県内全域からの参拝客も多く訪れ、東御廻りの拝所となっています。
知念城跡では、現在史跡整備事業を進めており、それに伴う調査で 18世紀を中心とした様々な資料が確認されています。
-案内板より-
那覇バスターミナルから50百名行きバスで、百名バスターミナル経由し百名知念・佐敷線へ乗り継ぎ1時間30分ぐらいでしょうか。バス停は、久美山で下車、知念大川へ向かいそこから山道伝いで知念城跡に向かいました。駐車場の反対側から入る感じです。石碑の近くには、簡単な説明板がありましたね。知念城は、ミーグスク(新城)とクーグスク(古城)とよばはれる二つの廓から出来ていて、クーグスクは古い野面積みで囲まれ、一番高い岩山の上に立地し、ミーグスクは二つの門と石垣で囲まれ、正門を入ると「火の神」が祀られている小さな祠がみえ、さらにその奥には「利御録」があり、友利とは、「名高く尊い」という意味があるそうです。西方にある玉城城跡共に古い築城伝説を持っているとの事です。
数台の駐車場🅿️あり。城壁修復作業中エリアがあるため、壊さないように注意して散策🚶♀️⚠️敷地内に名所がたくさんあり、歴史通には、タイムスリップするような楽しさがある。城跡から望むオーシャンビューが気持ちイイ🌊フクギをはじめとする多種な木々植物が生い茂り✨ブーゲンビリアが色どりを添えている🌹道は勾配があるため、雨天は足元に注意が必要。
島内に点在するグスクの一つ。
規模的には小さいものの、ナカナカ雰囲気のある所だと思いました。崩れかけた石積みが却って歴史と風情を感じさせてくれます。あまりにも観光地化されたグスクに満足できない人にオススメです。