神戸の実業家、小寺泰次郎の邸宅を1941年に神戸市が譲り受け、庭園として保存している施設になります。
池泉回遊式の日本庭園が売りですが、西洋の庭園も有り、また、蘇鉄園も有名です。戦争で消失した場所に、北野から旧ハッサム邸を移築したり、垂水から船小屋を移築したりと、「相楽園」の名前が中国で、日本庭園や洋館が有ると言う、昔から何度も訪問していますが、改めて考えてみると、とても特徴的な庭園だなと思いました。
【見所】
●大きく育った蘇鉄。
●旧小寺家厩舎(レンガ作り)、旧ハッサム邸、船小屋等の重要文化財。
●日本庭園
●鯉の餌やり
●隣の相楽会館(結婚式場)のランチ。
比較的リーズナブルで景色も良さそうです。※庭園奥で繋がっています。
【その他】
●地下鉄県庁前駅から約10分。
●入園料大人300円・子供150円
●トイレ有り(古い)
●バリアフリーは日本庭園以外は大丈夫です。
気になっていた相楽園に入園しました!
紅葉には早かったのですが、少し色づき始まっているようでした。旧小寺厩舎、ハッサム邸は圧巻です。写真と実際に近くに寄って見るのは違いました。。。
大きな大きな楠くすのきや、ソテツ、ツツジと虫や鳥。車の音などから遠ざかる事のできる場所でした。
子育て支援のスタンプラリーがありましたが、もうすぐ期限終了。行政とコラボのキャンペーンなど、ファミリーで行く場合は要チェックです。
元神戸市長の先代が築造し、神戸市に寄贈した庭園。神戸らしく、日本文化とヨーロッパの文化が共存した庭園となっています。
県庁方向にある入り口から入場した後、順路に沿って歩いて行けば、日本最古のガス灯や、現存する唯一の川御座船など、歴史的価値の高い文化財が日本庭園の中に展示されており、景観の美しさと歴史の流れを楽しむことができます。
入場料は300円なので、お昼の散歩、歴史探索の一つの候補として如何でしょうか。
神戸相楽園
お庭も池もとっても素敵な日本庭園でのんびりと散歩しながら小滝が何ヶ所かあって癒されました
神戸を代表する庭園です
結婚式場もあります
東京白金の八芳園みたいなところです
元神戸市長 小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園だそうです
明治18年頃から築造に着手され、明治末期に完成したものです
今は神戸市営の公園です
少額の入園料が必要ですが見所も多くその値打ちは十分以上あります
総欅造りの純日本的な門をくぐると右側にチケットブース、その先に蘇鉄が沢山ある南国風の庭園です
更に進むと煉瓦造りの建物、その隣は一見コロニアル調でよく見ると和洋折衷の洋館があります
煉瓦造りの建物は旧小寺家厩舎で重要文化財です
洋館は英国人貿易商の旧ハッサム邸でこれも重要文化財です
洋館の背後にはモダンな結婚式場のビルが見えます
順路に沿って進むと日本庭園に入ります
誠に立派な池泉回遊式庭園です
ここでの一番の見所は重要文化財の船屋形です
江戸時代の姫路藩主が河川での遊覧に使っていた川御座船(かわござぶね)の屋形部分だけが陸上げされたものだそうです
1682~1704年の頃の建造です
昭和55年に保存のためここに移築されたとのこと
現存する川御座船としては、国内で唯一だそうです
順路の終わり近くには東屋もあり一服できます
起伏もあり大いに楽しめます